こんにちは、
こちらをご覧いただきありがとうございます。
さて、家電品の進化が新規参入も多く加速化しているような気がします。
「えっ、このメーカーがこんな家電品を出しているの?」という機会もありますね。
そんなケースのひとつが、モバイルバッテリーやUSBケーブルのイメージが強力なAnkerが作る掃除機、それもロボット掃除機になります。
すでに10機種以上がリリースされていますが、今回は注目すべき最上位機として追加された『Anker Eufy X10 Pro Omni』をご紹介します。
Anker Eufy X10 Pro Omniの口コミは?
やはり気になるのは実際に使っている人の口コミですよね!
リリースされて間もない(2024年3月時点)ですが、人気があり評価がわかる口コミも多いです。
まずは一番気になる悪い口コミからご紹介します。
悪い口コミ ?
- マッピングの精度がいまいちで迷子になることがある
- 吸引だけではきれいにしきれないところがある
- ラグマットなど部分的に濡れる場合がある
- 水拭きを選択すると倍の時間が掛かる
一部のユーザーからは、取り扱いがやや複雑で初期設定に時間がかかるという声がありました。
これ以上ないほどのいろいろな機能がてんこ盛りなので、最初の設定や使い慣れるまで機能を理解したり部屋をどのように自動掃除するのかも含め、マッピングの設定に時間がかかります。
また、一部の隅や狭い空間をきちんと掃除できないという声もあります。
他のロボット掃除機より隅までできるだけ掃除できるように、ブラシのかたちを変えたり左右に振りながら掃き出すこともしてくれますが、障害物と認識したり100%完璧な掃除はさすがに無理です。
モップによる水拭きも絨毯などを検知して濡らさないように持ち上げてくれますが、厚さや状況により部分的に触れて濡れるところが多少出るのは仕方ないようです。
マッピングプログラムを修正すれば対応できるので、総合的な掃除力を考えれば許容できる範囲でしょう。
良い口コミ 〇
既に肯定的な口コミが圧倒的に多いです。
- ここまでキレイになるのかと驚いた、理想的なお掃除ロボット
- 最大8000Paで吸引力が強い
- 絨毯を感知すると自動で水拭きを止めてくれるので便利
- モップ自体を水洗いしてくれるのは本当に賢い
- 温風乾燥機能がありモップが全然臭くならない
- ロボット掃除機の苦手な壁ギリギリまで掃除してくれる
- たくさんの機能があるのに価格がリーズナブル
- メンテナンスが楽
- 掃除中の音もかなり静かで真夜中に使えるレベル
吸引力の高さや水拭き機能に満足しているという声が多く挙がっていて、使用者のほぼ全員の方が掃除結果に満足しています。
自分が掃除するより床がピカピカで気持ちいいくらいになるという評価もありました。
また、スマートフォンアプリを使った操作が簡単で便利だという意見もあります。
たくさんの機能がかゆい所に手が届く設定が可能で、その設定もスマホでわかりやすく簡単にできます。
メンテナンスでは消耗品の交換時期を知らせてくれ、スマホの画面でそのイラストから関連情報がリンクするのでわかりやすく、メンテナンスがしやすいという声もありました。
高価な掃除機ですが、機能や掃除能力から価格はリーズナブルでコスパが高いという評価です。
Anker Eufy X10 Pro Omniの機能・特長
(出典:公式サイト)
Anker Eufy X10 Pro Omniは強力な吸引力と水拭き機能が特徴のロボット掃除機です。
使いやすさも抜群で、スマートフォンアプリやスマートスピーカーを使用して簡単に操作できます。
具体的な機能としては・・・
これ以上望めないくらいの高機能
(出典:公式サイト)
お掃除ロボットにほしいと思われる次の機能がすべて搭載されています。
- 充分な吸引力
- 加圧式モップ
- 自動ゴミ収集
- 自動モップ洗浄&乾燥
- 毛がらみ除去
- モップリフト
- 高性能な障害物回避
- 壁ぎわまで水拭き
- リアルタイムマッピング
どのような掃除環境でもきれいにできる掃除方式と機能に、毛がらみやモップのセルフクリーニングや障害物回避機能があるので、勝手に完全自動で掃除を任せられます。
これ以上機能としてほしいものがありますか?といいたくなるほど高機能です。
強力な吸引力と加圧式モップ
(出典:公式サイト)
吸引力はAnker史上最大のMax8000Paなので非常に高く、床やカーペットの奥に入り込んだゴミやホコリまでパワフルに吸い取れます。
また、約1kgの圧力を加えながら180回/分の高速回転による「押して拭く」加圧式デュアル回転モップなので、まるで雑巾がけのような水拭きをしてくれます。
フロアがツルツルになるという評価も頷けます。
加えて、床面に合わせて吸引力を自動調整してくれるので、消費電力も含め効率のいい作業をしてくれます。
もちろん吸引力の設定も可能で4段階に設定できます。
自動ゴミ収集
(出典:公式サイト)
ロボット掃除機の上位機種に付いている掃除したゴミの自動収集機能ももちろん付いています。
本体のゴミがいっぱいになったり掃除終了でまとめてステーションに自動収集してくれるので、ゴミ捨ては2ヶ月に一回で済みます。
ただ、100%お任せで2ヶ月間ほったらかしにできるとはいえ、口コミにもありましたが本体側のゴミを貯めるケース周りはゴミ収集がされても細かなゴミや埃が残るので、ここはたまにチェックしてあげた方がロボット掃除機も喜ぶでしょう。
自動洗浄と乾燥
(出典:公式サイト)
Eufyシリーズとして初めての「全自動クリーニングステーション」が付いています。
ゴミの自動収集はもちろんのこと、モップの洗浄・乾燥までステーション(ドック)で自動でやってくれます。
水拭きモップの汚れをチェックして、汚れていると判断した場合はステーションに戻り洗浄した後、45℃の温風で乾燥してくれます。
モップで水拭きというとあの生乾きの嫌な臭いをイメージしますが、しっかり乾かしてくれるので清潔でせっかく掃除したのに嫌な臭いが床に残ることもありません。
生乾きの臭いはすぐには取れませんから。
自動で勝手に動いてここまでやってくれるのは本当に有り難い。
毛がらみ除去システム
(出典:公式サイト)
Anker Eufy X10 Pro Omni が他機種や他モデルを大きく引き離している機能が、この「毛がらみ除去」機能でしょう。
ロボット掃除機に限りませんが、ローラーで巻き取りながら吸引するので髪の毛やペットの毛、長い繊維など入口のローラー付近に巻き付くのが当たり前ですね。
これは仕方がないと思われている掃除機のネガな点ですが、ここもしっかり対応されています。
ゴミを巻き取る回転ブラシが前後方向に回転して、ブラシに内蔵された櫛が絡まった毛や繊維をほぐしながら除去します。
ブラシに毛が絡まりにくいので、メンテナンスで手が掛かる毛の取り除きがほぼ不要になり、格段にお手入れが楽です。
とくにペットを飼っているお宅にとってはかなり強力な機能ではないでしょうか。
モップリフトアップ機能
(出典:公式サイト)
ゴミ掃き用のブラシに加えモップも搭載されていますが、このモップの自動リフトアップ(12㎜)機能により、絨毯や厚手のカーペットなどモップで水拭きをしたくない部分が自動的に保護されます。
対象の厚みによっては部分的に少し濡れてしまうケースもあるようですが、基本的にはモップリフトアップが行われ水拭きが不要な場所は避けてくれます。
うまく厚みをチェックできなくて毎回濡らされるようであれば、マッピングでそこだけ水拭きをしないように設定すればOKです。
障害物回避
(出典:公式サイト)
Ankerは"人間のような賢さ"と豪語してますが、独自の「AI.Seeシステム」が搭載されているので障害物をしっかり回避します。
おもちゃ、スリッパ、ケーブルなど100以上のモノを認識するので、床にモノが多かったり散らかしっぱなしの部屋でもロボットが立ち往生せずに掃除してくれます。
丸めたティッシュ?も形によっては障害物と認識するかもしれませんので、試してみると面白いかもしれません。笑
壁ぎわまで水拭き
(出典:公式サイト)
壁ぎわの掃除用に「エッジモード」という水拭き機能があり、ロボット本体をスイングさせてロボット掃除機の死角となってきた壁ぎわの水拭き範囲が格段に広くなっています。
ホコリやゴミ、髪の毛などは大体壁ぎわに溜まりやすいので、そこまで水拭きしてくれるのは嬉しいですね。
とはいえ、さすがに壁ぎわ100%の掃除は物理的に無理で、壁ぎわの角などスイングさせてもブラシやモップが届かない場所もあるので、完璧ではないことを認識しておく必要があります。
このくらいは仕方がないと思いますが、逆にほとんどの壁ぎわが掃除できると考えましょう。
リアルタイムマッピング
(出典:公式サイト)
「レーザーナビゲーション」というリアルタイムで部屋のかたちのチェック&マッピングを行う機能により、複雑な部屋でも迷うことなく綺麗にしたいところは漏れなく掃除をしてくれます。
最初にマッピングした部屋のようになっていなくても、お任せかつ全自動でその時の状況を判断し、しかも効率的に掃除をしてくれます。
これはかなり賢くて使える機能ですね。
複数階建ての家でも使用可能
Anker Eufy X10 Pro Omni は、マッピングなど最大3つのフロアを記憶できるため、複数階建ての家でもスムーズに掃除を行うことができます。
ただ、仕様として掃除時間は3時間(180分)なので、3階建ての全フロアの掃除にはステーションへの帰還充電が数回は必要になるでしょう。
そもそも全フロアにステーションがあることはないでしょうから、ロボット本体を抱えて階を移動するような使い方になり、現実的には若干無理がありそうです。
デザイン
ロボット掃除機+ステーションの一般的な形ですが、強力な吸引力、ゴミ収集や水拭き用の水タンクなどいろいろな機能が盛り込まれているにも拘らず、小型化されています。
ロボット本体があまり目立たないシンプルで落ち着いたデザインなので、さすがに目立つところには置かないでしょうが隅の方に置けば部屋に違和感なく馴染むデザインではないかと思います。
ただ、レビューでも言及されていますが、購入した場合の置き場所をイメージしてサイズをチェックした方がいいでしょう。
置く場所によっては、インテリアとして目立ってしまう可能性も無きにしも非ずです。
その他
まだまだ次のような機能もあります。
- 掃除の開始&終了
家にいなくても外出先などからスマホで掃除スタートができます。 - スポットモード
マップで場所を指定してそこに直行して掃除するピンポイント掃除ができます。 - エリア設定モード
掃除する範囲を指定することができます。 - 掃除プランのカスタマイズ
部屋ごとに掃除モードや掃除順序を細かくカスタマイズできます。 - 進入禁止エリアの設定
マップ上で侵入できないエリアをバーチャルに設定できるので、動かしたくないものが置いてある際に便利です。 - 水拭き水量の設定
3段階に設定できるので、汚れに合わせたりタンクの水量を節約したりできます。
Anker Eufy X10 Pro Omniのレビュー・評価
(出典:公式サイト)
Anker Eufy X10 Pro Omni のレビューをまとめると以下のようになります。
8000Paの強力な吸引力を誇り、水拭きや全自動のモップ洗いなどの機能を備えており、モップの洗浄や乾燥も自動的に行ってくれるので、床の清掃を効率的に行うことができます。
価格については、99,990円(税込)という設定で販売されており上位機として高価格ですが、口コミにある通りこれ以上は不要といえるほど使い勝手のいい機能が搭載されており、コストパフォーマンスの良さが評価されています。
水拭き機能で床面をしっかりと拭き上げることができ、モップを自動的に洗浄&乾燥してくれるので清潔で美しい床を保てます。
さらに、ゴミ収集も大容量のダストボックスを搭載しているため、約2ヶ月に一度のゴミ捨てインターバルで済むなど、モップ用の水の管理(洗浄後の汚水など)を除きほとんど手間はかかりません。
デュアルタンク構造により、水とゴミをしっかりと分離することができます。
また、iPathレーザーナビゲーションとAIマッピング技術を搭載しており、部屋の形状を正確に認識し効率的な掃除ルートを計画します。
これだけの機能を使いながら基本的に自動できれいに掃除してくれる、というようなレビューが圧倒的に多いです。
Anker Eufy X10 Pro Omniの仕様
Anker Eufy X10 Pro Omni の主な仕様は以下です。
吸引力 | 8000Pa |
掃除時間 | 約180分 |
充電時間 | 約300分 |
浄水タンク容量 | 3L |
汚水タンク容量 | 2.7L |
ダスト容器容量 | 330ml |
本体水タンク容量 | 80ml |
サイズ:ロボット掃除機本体 | 約35.3 × 32.7 × 11.4cm |
:ステーション | 約36.6 × 48.0 × 46.0cm |
重さ :ロボット掃除機本体 | 約4.6kg |
:ステーション | 約7.5kg |
段差乗り越え | 20mmまで |
ステーションの高さが他社製と比べて低いので、ボリューム感は小さめに感じると思います。
Anker Eufy X10 Pro Omni ¦ まとめ
Anker Eufy X10 Pro Omni についてご紹介しました。
このロボット掃除機は、"あったらいいな"という機能+α の多くの機能を搭載しており、使い勝手の良さや自動クリーニング能力の高さが好評なことがわかりました。
Ankerの最上位機であり、高価格にもかかわらず多くのユーザーが購入したことに満足し、そのコストパフォーマンスを評価・支持しています。
「高価な機械だからよくて当たり前」という以上に、パフォーマンスに満足していることがよくわかります。
少し前のロボット掃除機を使用していたり、今使っているロボット掃除機に物足りなさを感じているような方には、経済的に許せるなら有力な選択肢のひとつになります。
現時点でのロボット掃除機の進化レベルを体験したい人にも検討していただきたい掃除機です。