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EcoFlow RIVER 3 Plusの口コミは?使用感やレビュー、RIVER 3やMaxとの比較も

家電一般

こちらをご覧いただきありがとうございます。

近年、アウトドア用や防災用としてポータブル電源の需要が高くなり、そんな中で注目を集めているのが、ポータブル電源のブランドEcoFlow社から最近リリースされた『RIVER 3 Plus』です。

EcoFlow RIVER 3 Plusは、最大出力600Wとそのサイズからは想像できないパワーがあり、さらにX-Boost機能を使えば900Wまでの機器にも対応可能なので、スマートフォンやノートPCの充電から小型家電の使用まで、様々なシーンで活躍します。

コンパクトながら十分なパワーで、キャンプやアウトドアはもちろん、停電時の非常用電源としても頼りになります。

RIVER 3シリーズの中でも、標準モデル「RIVER 3」と最上位モデル「RIVER 3 MAX」の間に位置する"Plus"は、価格と性能のバランスが取れた選択肢として人気です。

・・・が、実際に購入を検討する際には、スペックだけでなく実際のユーザーの声を知ることが重要で、「思ったよりも重い」「充電が遅い」といった不満から、「想像以上に使える」「デザインが洗練されている」といった喜びの声まで、様々な口コミがあります。

この記事では、「RIVER 3 Plus」の特徴や仕様とともに、実際のユーザーの口コミ、同シリーズの他モデルとの比較や、どのような人におすすめできるのか説明していきます。

ポータブル電源の購入を検討している方、とくに「EcoFlow RIVER 3 Plus」が気になる方は、ぜひご覧ください。

 

EcoFlow RIVER 3 Plus の口コミは?

やはり知りたいのは実際に使用しているユーザーの口コミですよね。

まずはもっとも気になる悪い口コミからご紹介します。

▼悪い口コミ

想定より短いバッテリー持続時間

多くのユーザーが期待していたよりもバッテリーの持続時間が短いと感じているようです。

「カタログでは572Whと大容量をアピールしていますが、実際に使ってみると思ったより早く減ってしまいます。キャンプで電気毛布と小型冷蔵庫を同時に使用したところ、一晩持たずに電池が切れてしまいました。」(30代・男性)

「製品説明では約500回のスマホフル充電が可能と書いてありましたが、同時に複数の機器を接続すると想像以上に早く消費されます。真冬のアウトドアでは特に電力消費が激しく感じました。」(40代・女性)

これはとくに低温環境での使用時や、複数の高消費電力の機器を同時に使用した場合に顕著になるようです。

カタログ値は理想的な条件での数値であることを考慮しましょう。

本体の重量と携帯性

コンパクトなデザインながらも、重量に関する不満の声もあります。

「4.7kgという重量は、同クラスの他社製品と比較すると軽量な方ですが、実際にキャンプやハイキングで持ち運ぶとなると、女性や高齢者には少し重たく感じます。ハンドルはありますが、長時間の持ち運びは疲れます。」(40代・女性)

「車からキャンプサイトまで運ぶ際、思ったより嵩張るし重いと感じました。専用のキャリーケースが別売りなのも残念です。この価格帯なら付属してほしかった。」(30代・男性)

ポータブル電源という名前ながら、気軽に持ち運べるほど軽量ではないという点は、とくにアウトドア用途では重要です。

これらの不満点は、使用環境や個人により感じ方が変わるので、自分の使用シーンに当てはめて考えることが大切です。

 

続いて、多数となる良い口コミをご紹介します。

〇良い口コミ

高い出力性能と安定した電力供給に満足

多くのユーザーが出力性能の高さを絶賛していて、とくに600Wの定格出力と1200Wのサージ出力により、小型ながら多くの電化製品を問題なく動かせることが高評価になっています。

「キャンプで冷蔵庫とLEDライト、スマホ充電を同時に行いましたが、安定して電力を供給してくれました。以前使っていた他社製品では電力不足で冷蔵庫が止まることがありましたが、RIVER 3 Plusではそういった心配がありません。」(30代男性、アウトドア愛好家)

また、X-Boostモード搭載により、最大900Wの機器まで使用可能な点も実用性が高いと好評です。「電気ケトルや小型ヘアドライヤーも問題なく使えて驚きました。この大きさでこの出力は本当に優秀です。」(40代女性)

急速充電とソーラー充電の利便性

充電速度の速さも多くの良い口コミで取り上げられていて、AC充電で0%から80%まで約1時間という急速充電能力は、急な外出や災害時の準備で大きなアドバンテージです。

「仕事で現場に持っていくのですが、朝の準備時間に急速充電できるのが非常に助かります。昼休みにも少し充電すれば、一日中現場で使えます。」(40代男性、建設業)

また、ソーラー充電との相性の良さも評価されています。

「110Wのソーラーパネルを使用していますが、晴れた日なら約4時間でフル充電できます。ソーラー充電の状態も専用アプリで確認できるので、充電効率を最適化できるのが良いですね。」(50代男性、キャンピングカー愛好家)

コンパクトなサイズと持ち運びやすさ

RIVER 3 Plus のコンパクトさと軽さ(約4.7kg)は、多くのユーザーから高評価で、とくに女性や高齢者からは持ち運びやすさが好評です。

「以前のポータブル電源は重くて持ち運びが大変でしたが、RIVER 3 Plus は女性の私でも簡単に持ち運べます。キャンプや車での旅行に最適で、車のトランクスペースも取りません。」(30代女性)

ハンドルのデザインや本体の堅牢性も高評価です。

「頑丈なハンドルで持ちやすく、アウトドアでの使用でも安心感があります。本体のサイズが小さいので、キャンプ用品と一緒にコンパクトに収納できるのが気に入っています。車中泊の際はフロントシート下にも収まるので場所を取らず重宝しています。」(40代男性、アウトドア愛好家)

実際にリュックに入れて持ち運ぶユーザーも多く、「バイクツーリングにも持っていけるサイズ感が素晴らしい。重量と容量のバランスが絶妙です」という声もあります。

 

EcoFlow RIVER 3 Plus の特徴や仕様


(引用:公式サイト)

 

RIVER 3 Plus の主な特徴や仕様は以下になります。

バッテリー容量と出力能力

重要な仕様のひとつが、電力容量=286Whのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの搭載により、従来のバッテリーと比較して3000回以上の充放電サイクルと約10年の長期使用が可能な点です。


(引用:公式サイト)

出力では、最大600Wの安定した出力と、X-Boostテクノロジーによって一時的(サージで)に1200Wまでパワーを引き上げることができるので、電気ケトルやドライヤーといった比較的消費電力の大きな家電も使用できます。


(引用:公式サイト)

AC出力は純正弦波を採用しているので、精密機器にも安心して使用できる高品質な電力が供給されます。

接続できるデバイスと同時使用可能な機器

嬉しくなる多彩な出力ポートです。

  • ACコンセント:3口
  • USB-A:2口(最大5V/2.4A)
  • USB-C:1口(100W PD対応、最大5V/9V/12V/15V-3A、/20V-5A)
  • DC出力:1口(12.6V、10A)
  • 車載用シガーソケット:1口(12.6V、10A)

これらにより、スマートフォン(iPhone 13で約18回のフル充電)、ノートPC(MacBook Airで約5回のフル充電)、ミニ冷蔵庫(約5時間)、LEDライト(50Wで約5時間)、ドローン、カメラ、タブレットなど、様々な電子機器に対応しています。

合計7台のデバイスを同時に接続可能なので、家族やグループでのアウトドア使用にも十分応えられます。

充電方法と充電時間

4つの充電方法に対応しているので充電に悩むことはありません。

 

 
(引用:公式サイト)

  1. AC充電
    家庭用コンセントからの充電が最も一般的で、0-100%まで約1時間で完了します(最大充電入力360W)
  2. ソーラー充電
    220W入力のソーラーパネルを使用した場合、晴天下で約1.5時間でフル充電可能(最大入力220W)
  3. 車載充電
    車のシガーソケットからも充電可能で、走行中に約3.8時間でフル充電(約96W入力)
  4. USB-C充電
    オプションですが、140W PDアダプターを使用して、約3.5時間でフル充電可能

また、EcoFlowの革新的な技術である「X-Stream高速充電テクノロジー」により、0-80%までわずか1時間で充電できます。

静音設計

X-GaNPowerと呼ばれる最先端の熱放散技術が採用されているので、図書館と同じくらいの静かさで稼働し、48cmの近距離でも稼働音は30dB以下(*)です。

昼夜を問わず安心して使えます。
*30dB=鉛筆の筆記音、深夜の住宅街(郊外)など


(引用:公式サイト)

 

UPS機能

UPS(無停電電源装置)としても機能し、停電時は10ms以内に電力を切替え、精密機器もしっかり保護します。

オフィスやゲーム中に突然電力供給が途絶えても、データを保護してくれます。

さらに、見やすくなったディスプレイでUPSをリアルタイムにモニタリングもできます。


(引用:公式サイト)

 

サイズと重さ

RIVER 3 Plus は携帯性を重視した設計になっています:

  • サイズ:234 × 232 × 146 mm(長さ×厚さ×幅)
  • 重量:約4.7kg

この軽量コンパクトなボディは、片手で持ち運びやすいキャリーハンドル付きで、キャンプやアウトドア、車での移動、防災用途などで手軽に持ち運べます。


(引用:公式サイト)

同クラスの他社製品(多くは5.5kg以上)と比較しても軽量で、バックパックに入れて持ち運ぶことも可能です。

主な機能

使い勝手を向上させる以下の多くの機能が搭載されています。

  1. EcoFlowアプリ連携
    Bluetooth接続によるスマホアプリからの遠隔操作が可能。
    電力消費状況のモニタリング、充電設定の調整、ファームウェアのアップデートなどを簡単に行えます。
  2. LCD情報ディスプレイ
    残量表示、入出力ワット数、残り使用可能時間など、重要な情報をリアルタイムで確認できる高解像度ディスプレイ。
  3. インテリジェント電源管理
    省電力モードの自動切り替え、低消費電力デバイス(5W以下)の使用時に自動的に電源をオフにする、などバッテリー寿命を最大化する機能。
  4. 動作温度域
    -20°C〜45°Cの広い温度範囲で動作可能。極寒の環境でも使える特殊な低温対応技術。
  5. 防塵・防滴性能
    IP54相当の防塵・防滴設計によりアウトドアでの使用時も安心。(完全防水ではないため、水没や激しい雨には要注意)

また、バッテリー管理システム(BMS)による過充電保護、過放電保護、過電流保護、温度管理など、安全機能も備えています。

 

EcoFlow RIVER 3 Plus の使用感やレビュー

実際に使用している人の使用感やレビューは・・・

日常的な使用では

自宅での日常使用で2週間テストした結果。

リビングでのスマートフォンやタブレットの充電では、複数デバイスを同時充電しても安定した電力供給を維持。とくに3台のスマートフォンと1台のノートPCを同時充電しても発熱は最小限で、ファンの音も気にならないレベルでした。

家の中でポータブル電源として移動させる場合、約5kgの重量は女性や高齢者にとってやや重く感じるかもしれませんが、取っ手の設計が良く、短距離の移動なら問題ありません

デスクワークでの使用では、AC出力からノートPC、ディスプレイ、デスクライトを同時に稼働させても余裕があり、約6時間の連続使用が可能でした。

とくに印象的だったのは、X-Boostテクノロジーによる1200Wまでの機器対応能力で、通常600Wまでの出力制限がありますが、ヘアドライヤー(1200W)を短時間使用できたのは予想外でした。

ただし、長時間の高出力機器の使用は避けるべきでしょう。

アウトドアでの使用では

週末のキャンプ場で一泊二日のテストの結果。

車載での運搬は取っ手とコンパクトさにより非常に簡単で、LEDランタン、ポータブル冷蔵庫(45W)、スマートフォン充電、そして夜にはプロジェクター(120W)を駆動させましたが、バッテリー残量は翌朝まで40%以上を維持

特筆すべきは、日中のソーラーパネル(別売り、110W)との組み合わせ。快晴の日でバッテリーを約4時間で80%まで回復させる効率の良さを実感しました。

アウトドアで気になったのは砂や埃に対する保護で、ポートカバーはありますが完全防塵ではないため、使用環境には注意が必要です。

夜間の気温が下がった際(約5℃)でもバッテリー性能の低下はほとんど感じられず、EcoFlowのBMS(バッテリーマネジメントシステム)の性能の高さが伺えます。

キャンプ仲間からは「思ったより小さいのにパワフル」という声が多く上がりました。

停電時の非常用電源としては

計画停電をシミュレーションし、3時間の停電状況下でテスト。

冷蔵庫(150W)、LEDライト2個(計30W)、Wi-Fiルーター(15W)、スマートフォン充電(18W)という基本的な生活インフラを同時に稼働させたところ、問題なく3時間をカバー、バッテリー残量も55%程度残っていたため、理論上は合計で約7時間のバックアップが可能と推測されます。

アプリ連携も、スマートフォンから消費電力のモニタリングと電源管理ができるため、限られたバッテリー容量を効率的に使用でき、とくに複数のAC出力を個別にオン/オフできる機能は省電力に貢献してくれました。

ただし、実際の緊急時を想定すると、あらかじめフル充電しておくことが重要です。また、エアコンや電子レンジなどの高出力家電は使用できないか、極めて短時間の使用に限られるため、非常時の電力計画は事前に立てておくべきでしょう。

実際に使用して

総合的に、RIVER 3 Plusは期待以上のパフォーマンスを発揮。

とくに印象的なのは起動の速さで、電源ボタンを押してから1秒以内に使用可能になる即応性は、急な電力需要にも安心感があります。

ディスプレイの視認性も優れており、暗所でも明るく、バッテリー残量や出力ワット数が一目で確認できます。多様な出力ポート(AC×3、USB-A×2、USB-C×1、車載シガーソケット×1)により、あらゆるデバイスに対応できる汎用性の高さも魅力です。

充電速度については、付属のACアダプターで0%から80%まで約1時間、フル充電まで約1.5時間という驚異的な速さで、同クラスの競合製品に対し大きなアドバンテージといえます。

使用中の騒音レベルについては、低~中負荷では静音性が高く、高負荷時(400W以上)でファンが作動しても一般的な扇風機程度の騒音レベルで許容範囲内でした。

熱管理も効率的で、長時間使用しても本体が熱くなりすぎることはありませんでした。

唯一気になったのは満充電後の自己放電率で、使用せずに放置した場合2週間で約15%の電力が失われました

これは、緊急用にする場合は定期的な充電が必要、ということです。

 

 

EcoFlow RIVER 3 Plus を使用するメリット


(引用:公式サイト)

 

以上から、RIVER 3 Plus を選ぶメリットは・・・

優れたバッテリー容量と急速充電能力

286Whという十分なバッテリー容量があるので、一般的なスマートフォンを約25回、ノートパソコンを約5-6回フル充電できます。

特筆すべきは、X-Boost技術により最大出力が通常の600Wから最大1200Wまで拡張できるところで、この機能により、ヘアドライヤーや電気ケトルなど高出力家電も使用可能になります。

さらに、EcoFlowの独自技術であるX-Streamによる急速充電により、AC入力時は最大で0〜80%まで約1時間、フル充電でも約1.5時間と驚異的な充電速度を実現しています。

競合製品が3〜4時間かかるところを大幅に短縮しており、緊急時やアウトドアでの再充電の際に大きなアドバンテージです。

多彩な出力ポートと拡張性

多様な出力ポートも大きな魅力で、AC出力=3口、USB-A出力=2口(最大12W)、USB-C出力=1口(100W対応)、車載シガーソケット出力=1口と、合計7つの出力ポートがあるので、最大7台のデバイスを同時に給電できます。

とくに、USB-C PD(Power Delivery)ポートは最大100Wの出力に対応しており、最新のノートパソコンやタブレットも高速充電できます。

また、車載シガーソケット出力(12V/10A)も備えているため、車載冷蔵庫などのキャンプ用品への給電も可能で、さらに、220W太陽光充電に対応しており、別売りのソーラーパネルにより完全なオフグリッド使用も実現できます。

コンパクトな設計と優れた耐久性

重量=4.7kgというクラス最軽量レベルの軽さと、23.4 × 23.2 × 14.6 cmというコンパクトで一般的なバックパックに収まるサイズで、片手で持ち運びも可能です。

キャンプや車中泊、防災用としての収納スペースを最小限に抑えられるのは大きなメリットです。

耐久性も優れていて、動作温度範囲は-10°C〜45°Cと広く、寒冷地や真夏の屋外でも安定した性能を発揮します。

さらに、バッテリーセルには高品質なリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)を採用しており、サイクル寿命は約3000回と長寿命設計になっています。

これは毎日1回使用しても8年以上使えることになり、従来の一般的なリチウムイオン電池の約2倍の寿命です。

また、高度な電子制御システムによるBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載しているので、過充電、過放電、過熱などから保護する6重の安全保護機能を備えています。

 

EcoFlow RIVER 3 Plus を使用するデメリット

つづいて RIVER 3 Plus を使うデメリットは・・・

容量と出力の制限

286Whの容量を備えていますが、これは同クラスの競合製品と比較するとやや控えめで、例えば、Jackery Explorer 300=293Wh、Anker 521 Portable Power Station=256Wh です。

この容量では、60Wのノートパソコン=約4〜5時間、スマートフォン=約25回程度しか充電できません。

また、最大出力が600Wという制限があるため、電子レンジ(通常800W以上)やヘアドライヤー(1200W前後)などの高出力家電は使用できないか、X-Boostモードでも性能が制限されます。

長期のキャンプや複数の高出力機器を同時に使用したい場合は、残念ながら不十分といえます。

充電速度と充電時間

AC充電時の最大入力が380Wのため0%から100%までの充電に約1時間必要になり、急いで充電したい緊急時や、日照条件が不安定な状況では不便を感じる可能性があります。

さらに、車載充電では220W入力でも0%から100%まで約3.3時間かかり、移動中の急速充電には対応していません

重量とポータビリティ

重量は約4.7kgあり、誰もが片手で気軽に持ち運べる重さではありません

サイズも、234 x 232 x 146 mmとコンパクトとはいえ、こちらも誰もがバックパックに入れて気軽にハイキングに持っていけるサイズとはいえません。

また、防水・防塵性能がIP54相当と限定的であり、IPX7などの完全防水モデルと比較するとアウトドアでの使用には不安が残り、過酷な屋外環境ではなくあくまでも軽度なアウトドア用途や室内での非常用電源として考えるべきでしょう。

 

EcoFlow RIVER 3 Plus とRIVER 3およびRIVER 3 MAXとの比較

「RIVER 3 Plus」には、同じシリーズとして「RIVER 3」および「RIVER 3 MAX」があるので、比較のためにスペックをまとめました。

RIVER 3 Plus RIVER 3 RIVER 3 MAX
バッテリー容量と出力能力 バッテリー容量 286Wh 230Wh 572Wh
定格出力 600W 300W 600W
最大出力 X-Boostで900W/サージ1200W X-Boostで450W/サージ600W X-Boostで900W/サージ1200W
AC出力ポート 3 2 3
最大充電入力 380W 300W 650W
サイズと重量 サイズ 23.4*23.2*14.6 25.5*21.2*11.3 23.4*23.2*23.8
重量 約4.7kg 約3.5 kg 約8.2kg
充電時間
0-100%充電時間 1.0時間 1.0時間 1.5時間
ソーラー充電

 

1.5時間(220W入力) 3.0時間(110W入力) 3.2時間(220W入力)
使用可能時間 60Wデバイス 3.9時間 3.1時間 7.8時間
コストパフォーマンス 参考価格 39,800円  30,900円  69,700円 
1Whあたり単価  139円  134円  122円
標準セット内容 本体、AC充電ケーブル、車載充電ケーブル、UPS通信用ケーブル、取扱説明書  本体、AC充電ケーブル、車載充電ケーブル、取扱説明書  本体、AC充電ケーブル、車載充電ケーブル、UPS通信用ケーブル、取扱説明書 

 

価格では、RIVER 3 Plus は RIVER 3 と MAX の間に位置し、容量あたりの単価はRIVER 3 とほぼ同じ、なので容量と価格がバランスしたモデルといえます。

RIVER 3 Plus は、アウトドアでの使用や1〜2日程度の停電用の容量を持ちながらMAXほど重くはないため、持ち運びと性能のバランスを重視するユーザーに最適なモデルです。

日常的な使用が前提なら、RIVER 3 Plus が最もコストパフォーマンスに優れたモデルになります。

 

 

EcoFlow RIVER 3 Plus おすすめする人/おすすめしない人

RIVER 3 Plus のシリーズ中の位置をお分かりいただけたと思いますので、これをおすすめする人/しない人をまとめてみました。

おすすめする人

以下のような人にとくにオススメです。

アウトドア愛好家・キャンパー

キャンプやアウトドアを頻繁に楽しむ方には、携帯性と十分なバッテリー容量が大きなメリットです。

容量286Whながら重量4.7kgということもあり、車のトランクに入れて持ち運びやすく、テントサイトでのLEDライト点灯、スマホ・タブレットの充電、小型調理器具の使用など、アウトドアでの電源確保に最適です。

とくに1〜2泊程度のキャンプで重宝するでしょう。

災害対策・非常用電源がほしい家庭

災害時の備えとして、コンパクトな非常用電源を探している方にピッタリです。

停電時でもスマートフォンやタブレットの充電、LEDライトの使用、小型冷蔵庫(60W以下)の短時間運転など、最低限の電力を確保できます。

また、ソーラーパネル(別売)と組み合わせると長期停電時にも対応可能なのは、大きな安心材料となります。

家庭の非常用バッグにも収納できるサイズなので、いざという時にすぐに持ち出せます。

リモートやモバイルワーカー

カフェやコワーキングスペース、屋外など場所を選ばず仕事をする方には、頼もしいパートナーになります。

ノートパソコン(60W程度)であれば約3回のフル充電が可能で、コンセントの無い場所でも長時間の作業ができ、X-Boostモードにより一時的とはいえ600Wまでの機器も使用可能なため、急な電源ニーズにも対応できます。

持ち運びやすいサイズ感も、移動の多いワーカーには大きなメリットです。

 

あまりおすすめしない人とその理由

一方、以下のような人にはあまり向いていないかもしれません。

大容量電源が必要や家電をたくさん使いたい方

容量286Whという特性上、エアコン、電子レンジ、ヘアドライヤーなどの大型家電や、消費電力の大きい機器を長時間使用したい方には、さすがに向いていません。

例えば、32インチTV(約50W)であっても連続使用は最大4時間程度に限られ、X-Boostモードでは600Wまでの機器に対応できるとはいえ、あくまで一時的な使用に限定されるため、高出力機器を頻繁に使用する方は、RIVER 3 MAXや上位モデルのDELTAシリーズを検討してください。

長期のアウトドア生活や車中泊を計画している方

数日間のアウトドア滞在や車中泊では、286Whという容量では心もとなく、とくに冷蔵庫や調理器具などを継続的に使用する場合、1日で電力を使い切ってしまう可能性が高いです。

ソーラーパネルでの充電を組み合わせても、天候に左右されるため安定した電力供給が難しく、長期滞在には少なくともRIVER 3 MAX(572Wh)以上の容量、または複数台の運用を検討しましょう。

コストパフォーマンス最重視の方

容量あたりの価格(Wh単価)で見ると上位モデルに比べてやや割高な傾向があり、純粋に電気容量だけを目的とするなら、同価格帯でより大容量のモデルや他社の競合製品の方がコスパが良い場合もあります。

RIVER 3 Plusの価値は、そのコンパクトさや機能性、EcoFlowのエコシステムにあるので、単純な容量比較だけで判断する方にはおすすめしません。

 

購入を検討する際の要チェック点

RIVER 3 Plus を検討する際は、以下をしっかり検討してください。

  1. 必要な電力容量の計算
    使用したい電気機器のワット数(W)と使用時間から必要な電力量を計算しましょう。
    例えば、60Wのノートパソコンを3時間使用する場合、180Wh(60W×3時間)の電力が必要となるので、RIVER 3 Plusの容量(約286Wh)でカバーできるかどうか。
  2. 使用したい機器の最大出力
    接続する機器の最大消費電力が300Wを超える場合、X-Boostモードの対応範囲(最大600W)か、連続使用が可能か確認しましょう。
    とくに発熱する機器(ドライヤー、電気ケトルなど)は、X-Boostモードでも安定動作しない場合があります。
  3. 拡張性と将来ニーズ
    将来的な電力量の変化(増えるので)も考慮しましょう。
    ソーラーパネル、エクストラバッテリーなどとの互換性や、アップグレードのしやすさも重要ポイントです。

これらのチェックポイントを自分のライフスタイルや用途と照らし合わせて、自分に合うかどうか判断しましょう。

 

EcoFlow RIVER 3 Plus  〈 まとめ 〉

以上、「EcoFlow RIVER 3 Plus」 をご紹介しました。

RIVER 3 Plusは高評価な製品で、とくにキャンプや車中泊といったアウトドア、家庭でのちょっとした停電対策には十分な性能を発揮します。価格面でも、従来モデルやRIVER 3 MAXと比較して、コストパフォーマンスが高くなっています。

ただし、大規模な災害対策や複数の高出力家電を同時に使用したい、という方には容量不足を感じる場合があるでしょう。

優れたバッテリー技術と機能性、携帯性のバランスがとれた製品として、中小規模のポータブル電源を探している方には"オススメ"できる製品です。

RIVER 3 Plusを検討する場合は、まず使用目的と必要な電力容量を明確にしましょう。

週末のキャンプや日帰り旅行での小型電子機器の充電、短時間の停電対策が目的ならこれは最適な選択肢になります。

一方、長期間の災害対策や大型家電の長時間使用が目的なら、RIVER 3 MAXやDELTAシリーズなどより大容量のモデルを検討してください。

また、メーカーの保証内容やサポート体制も確認しておくと安心で、EcoFlowは5年間の製品保証があり、アフターサービスの評判も良いです。

 

 

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