こんにちは、
日本人なのでお茶を飲む機会は多いですが、スタバやドトールなどがあり本格的なコーヒーを飲む機会も多いですね。
朝を中心に自宅で豆からコーヒーを淹れる方も多いでしょうし、それが興じて週末にバリスタのように楽しむ方も結構いらっしゃるのでは?
もちろん私もそうですが、休日は「ちょっと贅沢に美味しいコーヒーをゆっくり飲みたい」と奥様に言われてます。
ただし、コーヒーやお茶の味は、淹れるお湯の温度や淹れ方により左右されることはご存知ですね?
そして、それを可能にしてくれるのがドリップ用の電気ポットです。
ティーポットからグレードアップしようといろいろ探した中で、とくに気になったのが今回ご紹介する『バルミューダ(BALMUDA)電気ケトル ザ・ポット K07A』。
いまや家電の人気ブランドですね「バルミューダ(BALMUDA)」は。
バルミューダ 電気ケトル ザ・ポット K07A の口コミや評判は?
やはり一番気になるのは実際に使っている人の口コミですよね。
まずは一番知りたい悪い口コミからご紹介します。
悪い口コミ
- 水量がMaxを超えると下側から漏れる
- お湯が沸くと本体が熱くなる
- 温度調整がない
- 白色を選んでもコードが黒なので統一して欲しい
バルミューダ The Pot K07A-BKは、2~3人分のお茶やコーヒーを淹れるための機能とデザインを重視したケトルなので、容量は「600㎖」と少な目で保温や温度調節機能は搭載していません。
家族が多くてある程度の量のお湯が必要だったり、本体が二重になっていないため熱くなるので、小さなお子さんがいる家庭では要注意ですね。
すぐにお湯が欲しいときなど、ザックリと水を入れて沸かしてしまう場合もあるので、そんな時は水漏れのリスクがあります。
カラーは黒と白がありますが、白い方も電源コードが黒なのは致し方ないでしょう。ほとんどの家電品の電源コードは黒ですし、大量生産にならない白い電源コードにすると一気に価格が上がるはず。ベースの底に巻き込めるので、見た目もデザインへの影響はあまりないのでは。
旧型ではスイッチの故障が多かったようですが
新型では改善されたようで故障の口コミはありません
良い口コミ
- お湯が1分ほどで早く沸く
- 軽いので持ち運びがしやすく、使いやすい
- 2人分淹れるのに丁度いい大きさ
- きれいなデザインで置いてあるだけで満足感がある
- お湯の切れが良いのでハンドドリップで淹れやすい
- 4人家族で不満なく使えている
- シンプルイズベスト
- コーヒー用なら今まで使用したケトルで一番使いやすい
デザインの良さ、沸く時間の早さ、使いやすさの口コミが多かったです。
注ぎ口のかたちも考えられていて、ハンドドリップがしやすくゆっくり微妙な量のお湯を注ぎやすいので、淹れたコーヒーがいままでより美味しくなったという口コミも結構ありました。
お洒落なケトルで淹れたので、余計に美味しく感じるという心理もありそうですが。
さすがにデザインは高評価、キッチンに置いて眺めるだけでも満足という評価もかなりありました。
デザインがオシャレ、カッコイイという評価が
圧倒的に多いのはさすが BALMUDA
バルミューダ ザ・ポット K07A の使い方、温度調節など
BALMUDA K07A は、お茶やコーヒーをオシャレに本格的に淹れるという想定の電気ケトルです。
【想定しているイメージ】
- 快適な注ぎ心地とサイズ感
- 湯量をコントロールしやすくハンドドリップが思いのまま
- 飲みたい時にサッと沸かせる
- くつろぎの時間をスタイリッシュに
- コーヒー3杯分 カップラーメン2杯分の量
使い方
お湯を沸かすだけなので使い方は簡単です。
電源ベースをコンセントに接続して、Max量をオーバーしないように必要な量の水を入れ、ケトルをベースに載せて本体の下にあるスイッチを入れて、ハンドルの端にある電源ランプの揺らめきを見ながら沸くのを待ちます。
水を入れてケトルのフタをする際は、沸いた時に水蒸気が手前に出てこないようにフタの凹部分(蒸気穴)を奥側にしてカチッとフタをします。
沸いた時の「自動電源OFF」と水量が少ないときの「空焚き防止機能」が搭載されているので安心。
温度調節
同じようなデザインの他メーカーの製品に多い、温度調整(設定)や保温機能は残念ながら搭載されてていません。
こういう機能はベース部分に搭載するので、ベースと本体のデザインの統一感が崩れるなど、機能よりデザインを優先した結果ではないかと。
バルミューダでいろいろテストした結果、ハンドドリップで思い通りにコーヒーやお茶を淹れるにはこれで十分とした、デザイン、大きさ、軽さ、扱いやすさだと思います。
コーヒー2~3杯のお湯をサッと沸かして
気持ちよく淹れるイメージです
新型 K07A と旧型(K02A) の違いは?
バルミューダ(BALMUDA) ザ・ポット K07A は、旧型(K02A)がリニューアルされ2022年初めにリリースされました。
ただし2023年3月現在、旧型(K02A)もまだ販売されているので新旧の違いを比較しておきます。
・・・・・・・といっても、新旧の違いはほとんどありません。
主なスペックを整理すると
K07A(新) | K02A(旧) | |
素材 | 本体:ステンレス フタ、取っ手:ポリプロピレン |
← |
サイズ | 128D x 269W x 170H mm | ← |
電源 | AC100 50/60H | ← |
消費電力 | 1200 W | ← |
コード長 | 約1.3 m | ← |
本体の重さ | 約600g | ← |
最大容量 | 0.6L(600ml) | ← |
煮沸時間 | 200mL:約 1分半 600mL( 満水時 ):約 3分 |
← |
安全機能 | ・空だき防止機能 ・自動電源OFF機能 |
← |
新旧まったく同じです。
見た目(デザインやかたち)もまったく同じで、K02Aのデザインがよほど好評だったのでしょう。確かにお洒落で素敵なデザインです。
細かなところですが見える範囲で実際に変更されたところは
- BLUMUDAロゴの配色(トースターに合わせて)
- 最大水量の目印が内側の表示からプレートの追加
使う時に注意したいMax量の位置表示がわかりやすくなりました。
旧型では、「水を入れる時に沸騰を検知するパイプでMax目盛りが見にくい」という口コミがあったので、改善されたようです。
じつは一番大きな違いは価格で、K07A=約13,000円、旧型(K02A)=約17,000円です。(2023年3月のAmazon価格で変動しますのでご注意ください)
バルミューダ 電気ケトル K07A のお手入れ
せっかくお茶やコーヒーを美味しくいただくなら浄水器やミネラルウォーターをオススメしますが、それでもお湯を沸かすことを繰り返すと水の成分が白いシミで付着してきます。
本体(内側)の日常的なお手入れは、水でのすすぎ洗いになります。沸騰を検知するパイプがあるので、ケトルの中をゴシゴシ擦らない方が良いですね。
本体(外側)や電源ベース、フタは、水を含ませた柔らかい布で拭く程度。
バルミューダとしては、本体内側の汚れが気になってきたら市販の顆粒タイプのクエン酸でつけ置き洗いを奨めているので、取り扱い説明書に従って時々きれいにしましょう。
お湯を沸かすだけなのでしつこい汚れはないから
お手入れは簡単です
バルミューダ 電気ケトル K07A の電気代は?
少量のお湯をすぐに沸かすだけなので電気代はそれほどかからないかな?と予想できますが、具体的に計算してみます。
料金単価=約27円/kWh (2023年3月現在)として、Max量の600mlを沸かす時間=3分なので、
27 x (1200 ÷ 1000) x (3 ÷ 60) = 1.62 円
バルミューダの電気ケトルは、平均的な電気料金プランで最大水量を沸かすのに、電気代が約1.6円かかるといわれていますが、これで納得です。
沸騰したら自動で電源オフ、その後の保温機能はないので、お湯を沸かす以外に余計な電気を使わないからですね。
毎日朝晩使っても100円/月ぐらい
これでいい時間を作れるなら安いかも
バルミューダ 電気ケトル K07A のメリット、デメリット
バルミューダ(BALMUDA) ザ・ポット K07A のメリット、デメリットをまとめると……
デメリット
- 他の電気ケトルと比べると価格が高い
- 容量が少ないので4人以上の家族では使えない
- 温度調節や保温ができない
- Max量をこえると本体下部から水漏れする
使い方を絞っているので、汎用的、一般的な目線で見るとこのようなデメリットといえます。
他メーカーの電気ケトルと同じ尺度で計るとデメリットが目立つかもしれません。
メリット
- 軽くて小ぶりなサイズなので取り回しやすい
- 湯量をコントロールしやすいのでハンドドリップが思いのまま
- 飲みたい時にサッと沸かせる
- ノズルの湯切れがいい
- 置いておくだけでオシャレできれいなデザイン
バルミューダ ザ・ポット はコーヒーやお茶を、「お湯を沸かして」、「淹れて」、「のんびり味わう」一連の時間や空間をちょっと贅沢に、生活に彩りを添えられるように設計されています。
そういう目的には納得できるメリットです。
デザインについては人それぞれですが、第三者の目線で見ても機能を最優先しながらオシャレできれいなデザインといえます。
バルミューダ 電気ケトル K07A ◊ まとめ
バルミューダの電気ケトル ザ・ポット K07A についてご紹介しました。
人気があった旧型(K02A)との違いはないといえるリニューアルですが、品質は改善されているようです。
自宅でお茶やコーヒーを本格的に淹れて楽しむような使い方を想定しているので、ノズルや注ぎ口もバリスタの意見を取り入れてデザインしているそうです。
バルミューダの製品は、デザインも選択の要因だと思いますが、これは見た目だけのデザインではありません。
デザインや価格の捉え方にもよりますが、自分でお茶やコーヒーをバリスタ気分も含め本格的に楽しみたい人は、じっくり検討してみてください。
ゆったりとした贅沢な時間は、単純に製品価格では計れません。
お湯を沸かしておいて、いつでもお茶やコーヒー、カップラーメンなどに使いたい人は、似たようなデザインの他メーカーの電気ケトルを検討しましょう。
デザインだけで選択すると「あれっ?」になるかもしれません。