こちらをご覧いただきありがとうございます。
ここでは『ダイキン空気清浄機 MCK705A』をご紹介します。
いまでは、空気清浄機は生活必需品となっていて、とくに、加湿機能付きの空気清浄機は、冬の乾燥や花粉・PM2.5対策として多くの家庭で使われています。
そんな中 MCK705A は、空気清浄機トップブランドのダイキンの中でもハイエンドモデルとして注目されていて、パナソニックやシャープなどの競合がひしめく中、その特徴や実際の使用感はどうなのか気になります。
以降では、実際の使用者の声やスペックを基に、MCK705A の性能や使い勝手について以下の点を主に説明していきます。
- 実際の加湿性能や空気清浄能力は?
- 電気代はどのくらい?
- フィルターなどお手入れは?
- 下位機種MCK555Aとの違いは?
- 本当に購入する価値がある?
選択肢の一つとして検討されている方はもちろん、ハイエンドの空気清浄機の実力を知る参考になるはずです。
ダイキン空気清浄機 MCK705A の口コミは?
(引用:公式サイト)
やはり、気になるのは実際に使っている人の口コミです。
まずは一番知りたい悪い口コミからご紹介します・・・
▲悪い口コミ
(URL:https://review.rakuten.co.jp/item/1/191175_10057945?ev=4#itemReviewList)
・音は静かですが大きめかなと感じております。
(URL:https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0DBVLX1T1/ref=acr_dp_hist_4?ie=UTF8&filterByStar=four_star&reviewerType=all_reviews)
など
価格が高い
「7万円台という参考価格は、正直なところ空気清浄機としては高すぎると感じます。確かに性能は良いのですが、一般家庭にはハードルが高いですね。同等の性能なら、もう少しリーズナブルな製品も選択肢として考えられたかもしれません。」(30代・主婦)
同じ価格帯の製品と比較してもMCK705Aは明らかに高価格帯なので、家計への負担を懸念する声が目立ちました。
運転音について
「『静音設計』とうたっているわりには、想像以上に運転音が気になります。とくに『ターボ運転』モードでは想像以上の音量で、夜間の使用は難しいと感じました。寝室での使用を検討している方は、実際の音を確認してからの購入をおすすめします。」(40代・会社員)
就寝時や集中作業時に音が気になるという指摘は、複数のユーザーから寄せられており、とくに高出力での運転時は、予想以上の音量になることがあるようです。
サイズが大きい
「マンションに住んでいるのですが、想像以上に大きく場所を取ります。本体の設置場所には困りませんでしたが、移動や掃除の際に重さと大きさが負担になっています。とくに女性や高齢者の方は、この点を考慮する必要があると思います。」(45代・主婦)
高さ約70cm、重量約12.5kgというサイズは、一般的な空気清浄機と比べて大きめで、置き場所の確保や日常的なメンテナンス時の取り回しに不便を感じるユーザーが少なくありません。
これらは実際の使用者の声ですが、製品の欠点というより高性能機種特有の特徴ともいえます。
上記を考慮して使用環境や予算に合わせて検討することをオススメします。
続いて期待も含め良い口コミをご紹介します。
〇良い口コミ
す。
(URL:https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0DBVLX1T1/ref=acr_dp_hist_4?ie=UTF8&filterByStar=four_star&reviewerType=all_reviews#reviews-filter-bar)
・縦に長く横は短いのがスタイリッシュで良いです。
(URL:https://review.rakuten.co.jp/item/1/191175_10057945?ev=5#itemReviewList)
など
加湿性能の高さ
MCK705Aの加湿性能は、多くのユーザーから高い評価を得ており、とくに「冬場の乾燥対策として非常に効果的」という声が目立ちます。
一晩運転すると室内の湿度が50-60%で安定し、快適な湿度環境を維持できるという報告が多くみられます。
加湿量が最大700mL/hと高いため、リビングなどの広めの空間でも十分な加湿効果を実感できると評価されています。
空気清浄能力への満足度
空気清浄機としてももちろん高く評価されており、「花粉の時期でも室内の空気がきれい」「ペットの臭いが気にならなくなった」といった声が多く見られます。
とくに、ホコリや花粉に悩まされていたユーザーからは、「目に見えて部屋のホコリが減った」という評価が多数。
また、PM2.5への対応力も高く、大気汚染が気になる日でも安心して過ごせるという声が寄せられています。
インテリアとして
デザイン面でも高評価で、「シンプルで洗練されたデザインが気に入っている」という声が多くみられます。
白を基調としたスタイリッシュなフォルムは、どんな部屋にも馴染みやすいと好評です。
また、操作パネルのLEDディスプレイは控えめな明るさで、夜間でも気にならないという評価も。
本体のカラーバリエーションが限られているものの、インテリアとしての存在感は上品だと評されています。
省エネ性能
運転効率の良さも高く評価されており、「電気代を気にせず使える」という声が目立ちます。とくにエコモード運転時は消費電力を抑えながらも十分な性能を発揮すると評価されています。
また、センサーによる自動運転により必要な時だけパワーを上げて運転するため、無駄な電力消費を抑えられる点も好評です。
一日中運転していても、月々の電気代の上昇は想像していたより少なかったという声も多くみられます。
これらの口コミから、高価格帯の製品ながらその性能と使い勝手の良さで、多くのユーザーから支持されていることが分かります。
とくに加湿性能と空気清浄能力の高さは多くのユーザーが実感しており、MCK705Aの強みといえます。
ダイキン空気清浄機 MCK705A の特徴や性能
MCK705A の特徴や性能は・・・
基本スペック
(引用:公式サイト)
加湿と空気清浄を同時に行える高性能モデルです。
空気清浄能力は【420㎥/h】を実現しているので、0.1~2.5μmの微細な粒子を99%以上除去できます。
加湿能力は700mL/hと十分な性能をもち、乾燥が気になる季節でも快適な湿度を保ってくれます。
床面積と加湿能力
空気清浄能力の範囲としては、JEM規格で32畳(53㎡)まで対応、加湿時の適用床面積は、プレハブ洋室で19畳(31㎡)、木造和室で12畳(19㎡)となっています。
加湿量は3段階で調整可能で、最強力の「ターボ」運転時には700mL/h、「標準」運転時は450mL/h、「静音」運転時は200mL/hの加湿能力を発揮します。
(引用:公式サイト)
搭載されている技術や機能
トップグレードということで以下の先進技術が搭載されています。
- ストリーマ技術:強力な酸化分解力で有害物質を除去
- 二重構造フィルター:HEPAフィルターと脱臭フィルターの組み合わせ
- 加湿フィルター自動乾燥:カビ防止のための独自機能
- PM2.5センサー:微細な粒子を検知し、自動で風量を調整
- ホコリセンサー:室内の汚れを検知して4色のインジケーターで表示
- エコ運転機能:センサーで空気の汚れを検知し、効率的な運転を実現
(引用:公式サイト)
本体サイズと重量
設置に関連する大きさや重量は、
- 本体サイズ:高さ760mm × 幅315mm × 奥行き315mm
- 本体重量:12.5kg(水タンクが空の状態)
- 水タンク容量:3.4L
- 電源コード長:1.8m
- 消費電力:通常運転時 84W、ターボ運転時 86W
これらの性能と機能から分かると思いますが、MCK705A は、一般家庭からオフィスまで幅広い環境で使える高機能な空気清浄機で、とくに空気清浄と加湿のバランスが良いので、年間を通じて快適な室内環境を維持できます。
ダイキン空気清浄機 MCK705A の使用感やレビュー
(引用:公式サイト)
MCK705Aの使用感やレビューは・・・
設置は
(引用:公式サイト)
大きめな本体の割に設置作業はスムーズです。
本体を取り出した後、フィルターの袋を外すだけで基本的な準備は完了ですが、重量が約13kgあるため、設置場所への移動は二人で行うことをお勧めします。
付属の説明書は図解入りで分かりやすく、初めての方でも迷うことなく設置できます。
電源を入れると自動で空気質のチェックを開始し、現在の空気の状態をLEDの色で表示してくれます。加湿機能を使用する際は、タンクに水を入れるだけで準備完了。
各モードの使い勝手
(引用:公式サイト)
「自動運転」「エコ運転」「花粉運転」など、状況に応じた運転モードが搭載されており、とくに自動運転モードは、センサーが室内の状況をチェックし最適な運転を行ってくれるので、日常的にはこのモードになります。
花粉の季節には「花粉運転」が効果的で、花粉をすばやくキャッチ、就寝時には「おやすみ運転」に切り替えれば、静かな環境のまま空気清浄を続けることができます。
各モードの切り替えはボタン一つで行え、その時々のニーズに合わせて簡単に使用できます。
操作性と静音性
操作パネルは前面上部にあり直感的な操作が可能です。
ボタンの配置が分かりやすく、頻繁に使用する風量調節や運転モード切替えは、慣れれば見なくても操作できるようになります。リモコンも付属しているので離れた場所からの操作もOK。
静音性については、「エコ運転」や「おやすみ運転」時はとくに静かで、就寝時でも気にならないレベルです。
通常運転でも比較的静かですが、「ターボ運転」時には多少の運転音が発生します。ただし、これは強力な空気清浄を行っている証であり、許容範囲の音量といえます。
空気の質の変化を体感できる
最大の特徴は、空気の質の変化を視覚的に確認できる点です。フロントパネルのインジケーターが、空気の汚れ具合に応じて色が変化(青:きれい、オレンジ:やや汚れている、赤:汚れている)するので、空気の状態が一目で分かります。
実際にタバコの煙や料理の臭いなどが発生した際、インジケーターが素早く反応して運転を強め、数分で空気がきれいになっていくのが分かります。
また、加湿機能と組み合わせることで湿度センサーにより適切な湿度管理が可能で、冬場の乾燥対策も効果的、快適な室内環境を維持できます。
総じて使いやすく効果も実感できる製品といえ、とくに、直感的な操作性と視覚的なフィードバックは、機能と性能を納得する大きなメリットとなっています。
ダイキン空気清浄機 MCK705A のお手入れとランニングコスト
MCK705A は期待に背かない能力の空気清浄機であることが分かりましたが、高機能&高価格で気になるのがお手入れやメンテナンスのコストです。
大体このような感じです・・・
1ヶ月あたりの電気代の目安
電気代は、当然ですが使用モードによって大きく変わります。具体的には、
- ターボ運転時:約34円/日(約1,020円/月)
- 中運転時:約12円/日(約360円/月)
- 静音運転時:約6円/日(約180円/月)
※電力料金単価27円/kWhで計算。季節や使用環境により変動する可能性があります。
フィルター交換の頻度と費用
本製品には3種類のフィルターが使用されていて、交換の目安はどれも【約10年】です。
- 集塵フィルター:約8,500円
- 脱臭フィルター:約6,000円 (基本交換不要で交換は任意)
- 加湿フィルター:約5,000円
年間の平均フィルター費用は約2,000円程度となり、使用環境や空気の汚れ具合によって交換時期が前後するとはいえ、年間を通じて快適な環境を維持できるコストとしては安いといえます。
日常的なお手入れの方法
(引用:公式サイト)
性能を維持するためには日常的にお手入れが必要ですが、それほど負荷にはなりません。
- プレフィルターの清掃
- 頻度:2週間に1回程度
- 方法:掃除機でホコリを吸引後、水洗い
- 本体の清掃
- 頻度:1週間に1回程度
- 方法:柔らかい布での乾拭きまたは水拭き
- 加湿フィルターのお手入れ
- 頻度:1ヶ月に1回程度
- 方法:ぬるま湯(40℃以下)に約30分浸け置き
- 水タンクの清掃
- 頻度:毎日
- 方法:水道水で簡単なすすぎ洗い
コマメなお手入れにより、性能を最大限に発揮し長期間快適な環境が手に入ります。とくに加湿機能を使用する場合は、カビや水垢などが懸念されるので水回りの清掃に注意です。
ダイキン空気清浄機 MCK705A と MCK555A の比較
同じダイキンの加湿空気清浄機にひとつ下位の機種としてMCK555Aがあり、使用する環境によってはコチラでいいかな?となりそうです。
MCK555A (引用:公式サイト)
両機種を比較すると・・・
スペックの違い
[適用床面積]
MCK705A : 空気清浄時31畳(51㎡)、加湿空気清浄時18畳(30㎡)
MCK555A : 空気清浄時25畳(41㎡)、加湿空気清浄時14畳(23㎡)
[加湿能力]
MCK705A : 700mL/h
MCK555A : 550mL/h
と処理能力に明確な差があります。
[集塵性能]については、両モデルとも0.1~2.5μmの微小粒子を99%以上除去できますが、MCK705Aの方が若干処理スピードが速い傾向にあります。
また、MCK705Aは「ストリーマ」技術が強化され、脱臭性能が約1.2倍向上しています。
価格差とコスパ
MCK705Aの参考価格は72,380円、MCK555Aは61,380円と、約11,000円の価格差があります。
ランニングコストについては、電気代が若干MCK705Aの方が高めですが、年間で見ると1,000円程度の差に収まります。
集塵フィルターの交換目安は両モデルとも約10年で同じです。
トータルコストで見ると、MCK705AはMCK555Aと比べて初期費用は高いものの、長期的には電気代も含め全体のコスパは、MCK705Aの方が良くなります。
デザインの違い
MCK705A:
サイズ:高さ760 × 幅 315 × 奥行315 mm
重量:約12.5kg
カラー:ホワイト、ブラウン
MCK555A:
サイズ:高さ700 × 幅 270 × 奥行270 mm
重量:約9.5kg
カラー:ホワイト、ベージュ、ブラウン
MCK705Aの方がやや大きく重いですがより洗練されたデザインになっており、とくにディスプレイパネルが見やすく、操作性が向上しています。
どんな人にどちらがおすすめか
[MCK705Aがおすすめな人]
- 31畳以下の広めの空間で使用したい方
- 加湿性能を重視する方
- 脱臭性能を特に重視する方
- デザイン性にこだわりがある方
[MCK555Aがおすすめな人]
- 25畳以下の空間で十分な方
- 予算を抑えめにしたい方
- 軽量なものを希望する方
- 基本的な空気清浄機能があれば十分という方
このように、MCK705AはMCK555Aの上位機種として、性能面で明確な優位性を持っています。
ただし、MCK555Aでも十分な性能があるので、使用目的や環境、予算に応じ、ニーズに合わせて選択することをお勧めします。
ダイキン空気清浄機 MCK705A のメリットとデメリット
MCK705A を選択するメリットとデメリットは・・・
メリット
1. 高い加湿能力
加湿量が最大700mL/hと高性能で、一般的な6畳〜8畳の部屋であれば約1時間で適度な湿度(50〜60%)に調整できます。
大容量の加湿フィルターを採用しており、乾燥しやすい寝室や子供部屋でも快適な湿度を維持できます。
2. 優れた空気清浄性能
適用床面積が31畳(51㎡)と広く、0.1〜2.5μmの微細な粒子を99%以上除去可能です。
花粉やPM2.5、ハウスダストなどを効率的に集塵し、「クリーンサイン」で空気の汚れ具合を3段階で視覚的に確認できます。
3. 使いやすい操作性
液晶パネルで湿度や汚れ具合をリアルタイム表示し、自動運転モードでは室内環境に応じて風量を自動調整します。
さらに、就寝時に便利なおやすみモードや、花粉の季節に効果的な花粉モードなど、6つの運転モードを状況に応じて選択できます。
4. 低消費電力設計
通常運転時の消費電力は7.0〜42Wと省エネ性能に優れています。
エコ運転モードを使用すれば、さらに消費電力を抑えることが可能で、1日8時間使用した場合の電気代は約15円程度と経済的です。
デメリット
1. 本体価格が高め
メーカー希望小売価格が72,380円(税抜)と、同クラスの他社製品と比較して2〜3万円ほど高価格です。
高性能な分高価格になることは避けられません。
2. 設置スペースが必要
本体サイズが幅315×奥行き315×高さ760mmと大きく、重量も約12.5kgあります。
置き場所の確保が必要で、とくに狭い部屋や一人暮らしの方にとっては設置場所に制限があります。
3. 騒音レベル
「ターボ」運転時の音が53dBと一般的な会話程度の音量があり、静音運転でも17dBと、就寝時の使用では完全な無音にはなりません。なお、通常使用での「中」運転時は31dB程度です。
となり、高性能で使いやすい一方、価格や設置場所の制約があります。
ダイキン空気清浄機 MCK705A *** まとめ ***
以上、「ダイキン加湿空気清浄機 MCK705A」をご紹介しました。
MCK705Aは、加湿機能と空気清浄機能を高いレベルで両立させた高性能モデルで、とくに加湿能力の高さと空気清浄性能は、多くのユーザーから高評価です。
操作性も直感的で、子供からお年寄りまで簡単に使えるデザインになっています。
一方、本体価格とランニングコストはやや高めで、設置もどこにでも置ける訳ではありません。
ただ、室内環境の改善という本来の目的からは、十分に納得させる製品といえるでしょう。
以下のような場合にはとくに力を発揮してくれます。
- アレルギー症状や喘息などの呼吸器疾患がある家庭
- 乾燥対策と空気清浄を同時に行いたい場合
- 広めのリビングや寝室(〜32畳)での使用
- 赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭
- ペットを飼っている家庭
- タバコの煙や料理の臭いなどの消臭対策
選択肢として検討する際は次をチェックしましょう。
- 設置スペース: サイズが大きめなので、置き場所に余裕があるか
- 使用環境: 適用畳数に対して適切なサイズを選ぶ
- 必要な機能: 加湿機能が必要ない場合は、空気清浄機単体の方が価格面で有利
- 静音性: 寝室での使用を考えている場合は、静音設計の評価を確認
MCK705Aは、空気清浄と加湿の両方を重視する方にとって非常に満足度の高い製品で、とくに室内環境にこだわりたい方、健康を重視する方には、検討する価値があると思います。
決して安くはありませんが、耐久性の高さとブランドの信頼性を考えると、長期的には高くはないといえます。
一方、予算に制約がある場合や小さな部屋での使用を考えている方は、MCK555Aなどのコンパクトモデルも検討してください。得られる環境や快適性の差はほとんどありません。
空気清浄機は毎日の生活に関わるモノなので、使いやすさや手入れのしやすさも含め長く付き合えるものを選んでください。