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さて、数年前にロボット掃除機がこの世に出てきたときは、「本当にロボットで部屋がキレイになるのかい?」というのがみなさんの正直な気持ち、だったのではないでしょうか?
ところがやはり家電の進歩は著しいもので、今や掃除機の買い換えでロボット掃除機を候補にする方が多いと思います。値段も安いものが多く出ています。
我家でもダイソンの次の候補としてロボット掃除機に興味があり、いろいろチェックしている中で要注目のロボット掃除機があったので、今回はそんな『SwitchBot ロボット掃除機 K10+』をご紹介します。
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ の口コミや評判は?
最初に気になるのは実際に使っている人の口コミや評判ですよね。
SwitchBotロボット掃除機 K10+はリリースされたばかり(2023年6月)なので口コミは少ないですが、1年前にリリースされ仕様や使い方が基本的に同じ「S1、S1Plus」も含めて確認しました。
K10+に特徴的な口コミがあれば今後更新していきますね。
それではまず、一番気になる悪い口コミから……
悪い口コミ
- ゴミ収集ステーションの前に広いスペースが必要
- 絨毯やカーペットに弱い
- 水拭きモードで停止することがある
自走して掃除するために最初はマップを作成しながら掃除し、2回目以降はそのマップに従って掃除する仕組みですが、掃除開始時の位置再検出が結構シビアで再検出に失敗して止まり、マップの再作成からやり直しとなる場合があるようです。
取説にもありますが、マッピング用に置き場所の前に約1m×1.5m程度のスペース(上部は制限なし)が推奨されていて、狭い通路の行き止まりなどに充電ステーションを置くと、マッピングしても次の掃除で再検出に失敗 ⇒ 再度マッピングの繰り返しになりやすいとのこと。
また、ロボット掃除機で気になるのがフローリングと絨毯やラグとの境界ですが、毛の長さが1cm程度以上になると段差は越えるもののタイヤが滑りうまく進めないケースがあるようです。繊維の材質にもよりますが、もしもうまく移動できない場合は手動で乗せるかマッピングで掃除対象外にして手動掃除で対応するかたちになります。
水拭きモードでの停止は、水拭きモップ(シート)と本体の隙間にケーブルが嵌るためですが、停止した時は「ここで引っかかっています」と知らせてくれるので、ケーブルを外したり進入禁止エリアに設定するなどの対応でOK.です。
なお、ケーブルは禁止エリア内にまとめておくと無駄なく掃除ができます。ル〇〇の高級機種なら回避できるようですが、K10+は高級機ではないので価格相応といえます。
ゴミ収集時の音が大きいという口コミもあるけど、
すぐに終わるし吸い上げ時間の設定もできるからいいね!
良い口コミ
- ロボット掃除機=ル〇〇という思い込みは無くなった
- 低価格帯ながら非常に高機能でコスパが高い
- マッピング機能がほぼ完璧
- 吸引力は十分で掃除音も静か
- 小さいので効率良くほぼ全域を掃除してくれる
- Alexa対応やスマホアプリで使い勝手がいい
- 初めてのロボット掃除機だけど満足できる
良い口コミが圧倒的に多かったです。
本体が小さいので従来機が入れなかった所も綺麗にできるし、Alexa対応やスマホでのコントロールも非常に便利で、外出先から遠隔操作が出来るなど使い勝手が良くコスパが高いという評判も納得。
ロボット掃除機として普及価格帯ながら、自動マッピング機能や水拭きなど高機能に対応しているのも評価が高い要因でしょう。
マッピング機能のレベルが高く立入禁止領域も設定できるので、一度設定すればスケジュール通りに掃除してくれるという訳です。
他社製と比較してコスパで群を抜いているとの高評価で、手持ちのル〇〇に追加で購入した人は「ロボット掃除機=ル〇〇という思い込みはなくなった」とのこと。これだけでも評判の良さがわかります。
SwitchBotを使っているならまとめて管理できるので
より使いやすいね!
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ の特徴
SwitchBot ロボット掃除機 K10+の特徴は、
- 世界最小級サイズ
- 小さくてもフラッグシップモデル
- マッピング機能
- 音声対応
- 全自動ゴミ収集
- 水拭きモード
- パワフル吸引&静音性
になります、順に簡単に説明しますね。
世界最小級サイズ
「S1、S1Plus」という先輩機種の本体サイズを【直径24.8cm】と世界最小級に小型化したのが「K10+」です。
本体サイズを小型化したことで、ソファの下や家具の脚周りなど狭い場所にも入りやすくなり、しっかり綺麗に掃除ができます。
小さくてもフラッグシップモデル
「小型化=妥協」というのが通り相場のイメージですが、「K10+」は「S1Plus」を小型化したモデルなので、ハイスペックが徹底して実現されています。
S1Plusと同じようにゴミ自動収集ステーション完備で、パワフルな吸引力、モップ掛け、優れた静音性を同時に叶えます。
もちろんSwitchBotなので、Alexa対応などにより音声でコントロールできます。
※K10+とS1Plusの比較は以降で
マッピング機能
SwitchBot ロボット掃除機 K10+は、初期設定としてスマホアプリとの連携を行った後に試運転を行い、自動で移動しながら部屋内をマッピングし記録します。
次回以降の自動掃除では、そのマッピング結果に従い掃除をします。もちろんセンサーがあるので、マッピング結果と実態に違いがあればチェック&必要なら回避しながら走行するので、マッピングとの違いで停止することは殆どありません。
マッピングが完了したら、アプリ上から立ち入り禁止エリアの設定や、掃除のスケジュールを設定して後は勝手にロボットに掃除してもらえます。
禁止エリアの設定は有効な機能で、スムーズに自動掃除が効率よくできるように部屋内の邪魔になるものを整理したりケーブルをまとめるなど、部屋の片づけが楽しくなったという声もありました。
マッピングはかなり使える機能です。
音声対応
Alexa、Google Home、IFTTT、Siri に対応しているので、話しかけて掃除開始などの音声操作ができます。
「アレクサ、ロボット掃除機で掃除して」など話しかければ、負担に感じる掃除が楽しくなります。
最初にスマホと連携しますが、連携後は、マッピング機能やスケジュール設定、ゴミの吸い上げ時間の設定などいろいろな管理がアプリの画面で行えます。
なお、"ペアリングに必要なWi-Fi回線は2.4GHzのみ"で、「5GHzは非対応」なのでご注意を!
全自動ゴミ収集
掃除で集めたゴミは、充電ステーションにドッキングした後自動収集してくれます。
収集先は4リットルの大容量ダストバッグなので、最大70日間に一度ダストバッグをつまんでポイ捨てするだけ!
「せっかくロボット掃除機を使うなら、後片付けの負担を減らしたい……」そんな方にピッタリです。ホコリや髪の毛に触れたくない人も嬉しいですね。
水拭きモード
付属品の使い捨て床拭きシート(30枚)を使用して、水拭きモードでモップ洗いが可能です。
市販の使い捨ての床拭きシートも利用可能なので使いやすいです。使い捨てでモップ洗いの手間がかからず、水拭きにより適度な潤いと清潔を確保できます。
※床拭きシートの装着方法はコチラ (公式サイト)
手動でモップ掛けした場合の生乾きの嫌な臭いも解消できます。
使い心地が最高で、今まで水拭きはしなかったのに一度使ったら嵌ったとの口コミもありました。
パワフル吸引&静か
独自の「SilenTech技術」により、掃除時の音は45dB以下という図書館よりも静かな運転音です。
なので、昼間の在宅ワークや映画鑑賞の邪魔にならないのはもちろん、アパート暮らしや忙しくて夜間しか使えない方でも「時間帯をあまり気にせずお掃除が可能」です。これはありがたい。
「就寝中もドアを閉めればほとんど音が聞こえない」という口コミもありました。
なお、清掃完了後のゴミ収集の音は普通の掃除機並みに大きいですが、「おやすみモード」を設定することでゴミ収集だけ日中に行うことも可能です。
自動ゴミ収集は、長くても10数秒ですが。
そんな静音に対して吸引力は小型ながら2500Paの強力な吸引力なので、目に見えないホコリからビー玉まで吸い込むパワーがあります。
また、その吸引力は4段階の調節が可能なので、床の汚れ具合で変えればバッテリーの保ちも変わります。
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ と S1Plus の比較
先に説明したように、SwitchBot ロボット掃除機 K10+は S1Plus を小型化した機種なので、違いを比較しておきます。
SwitchBotロボット掃除機 K10+ | SwitchBotロボット掃除機 S1Plus | |
本体サイズ
|
24.8×24.8×9.2cm | 34×34×9.5cm |
吸引力
|
2500pa | 2700pa |
水拭き対応
|
〇(お掃除シートを使用) | 〇 |
運転音
|
45db | 59db~65db |
アプリ操作
|
〇 | 〇 |
スケジュール清掃 | 〇 | 〇 |
マッピング/走行方式
|
LDSレーザー | LDSレーザー |
清掃ルートのリアルタイム確認 | 〇 | 〇 |
進入禁止エリア | 〇 | 〇 |
ゴミ収集ステーション稼働時間
|
〇(稼働時間を指定可能) | ー |
ゴミ収集ステーションサイズ
|
高さ32cm | 高さ38cm |
ゴミ収集ステーション容量
|
4L | 4L |
S1Plus K10+
サイズの差がかなりありますが吸引力の差はわずかです。
K10+は吸引力を確保しながら運転音は小さくされています。S1Plus の運転音も一般的な掃除機より静音ですが、K10+はゴミ収集も含めて静音で掃除することに拘っていることがわかります。
水拭き機能は、K10+ではウェットなお掃除シートを利用するのに対し、S1Plus の方は水拭きタンクを備えていてシートに給水しながらの水拭きになり、掃除機と水拭きを同時に行うモードもあります。
K10+は S1Plus を機能はそのままに小型化した【フラッグシップモデル】ということがわかります。
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ のダストバッグは?
SwitchBot ロボット掃除機 K10+のゴミ収集ステーションは、S1Plusと同じ4リットルの容量があるので、とくに汚れがひどくなければ最大70日間に1回溜ったゴミを捨てる程度で済みます。
つまり長期間ゴミを触らなくてもいいので、ホコリや髪の毛に触れたくない人も気にせず使えます。
そして、そのゴミ収集ステーションの中には専用のゴミパック(ダストバッグ)があるので、いっぱいになったらゴミパックを取り出して廃棄するだけ、簡単ですね。
ただし、ゴミパック(ダストバッグ)は専用品を使用し、市販のものは無理して使用しない方がいいようです。(口コミより)
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ のバッテリー交換は?
SwitchBot ロボット掃除機 K10+は、1回のフル充電で最大120㎡の広さの掃除が可能です。坪に換算すると約37畳なので、掃除禁止区域を考慮すると、全区域を1回のフル充電で掃除できます。
まあ、掃除中にバッテリーがなくなってもステーションに戻り、自動充電して掃除再開してくれるので、あまり気にする必要はありませんが。
もしもこの大容量バッテリーに何か不具合が出ても、メーカー保証により購入日から二年間の保証期間内なら無償でバッテリー交換が可能なので安心してフル充電して使えますね。
バッテリーの耐用年数は、SwitchBot ロボット掃除機がリリースされてからまだ1年ほどなので、さすがにまだデータはありませんが、充電式リチウムイオンバッテリーなので、他のコードレス掃除機と同様にバッテリー使用期限の前に掃除機を交換するレベルと考えていいでしょう。
メーカーのバッテリー寿命に関する公式なコメントは、「800回のフル充電ができます、その後、頻繁な充電で掃除機の電池がそれなりに縮みます。」です、ご参考まで。
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ の価格は?
SwitchBot ロボット掃除機 K10+の価格は、現在Amazonや楽天で大体 \60,000 前後になっていて、S1Plus と同じくらいの価格です。
機能がほぼ同じなので価格が同じなのは納得ですが、小型化による掃除可能区域の拡大(掃除カバー率が50%アップ)やゴミ収集など掃除計画の細やかさを考えると、フラッグシップになる K10+はよりコスパがいいと思います。
収納時も小型の方が見栄えが良いですし。
価格と機能を考えると、他社の同価格帯ロボット掃除機に比べお買い得といえます。SwitchBot としては後からの参入なので安く設定しているという事情もあると思います。
各社の競争によるメリットですが、ユーザーはその恩恵に預かりましょう。
SwitchBot ロボット掃除機 K10+の電気代は?
SwitchBot ロボット掃除機 K10+のメリット・デメリット
SwitchBot ロボット掃除機 K10+を選ぶメリットとデメリットは……
✔ 極稀に回転ブラシがゴミを飛ばす時がある
✔ ゴミ収集時の音が大きい
✔ 設置場所の前に適当なスペースが必要
✔ カラーが白しかない
それ以外は容易に回避や対応ができます!
✔ コンパクトなボディ
✔ 自動ごみ収集
✔ ハイスペックでコスパが高い
✔ 水拭き機能付き
✔ Wi-Fi対応での音声操作
✔ スマホアプリとの連携
✔ 部屋がいつも綺麗に
✔ マッピングによるエリア指定掃除
✔ 部屋の片づけに積極的になる
メリットが圧倒的に多くコスパの高さが際立っています!
SwitchBot ロボット掃除機 K10+ ⇒ まとめ
SwitchBot ロボット掃除機 K10+についてご紹介しました。
安価な機種から高価な機種まで揃い、ロボット掃除機も日常生活に溶け込み当たり前の白モノ家電になっています。
価格帯や欲しい機能によっては"ロボット掃除機=ル〇〇"ではなくなった、という意見も見られるくらい群雄割拠な状況なので、選ぶ側からすればいろいろな選択肢から自分に合うものを探すことができます。楽しいですね。
いろいろある機種の中でSwitchBot ロボット掃除機 K10+は、「一人暮らし」、「共働き世帯」、「ペットがいて汚す」、「一戸建てなので広い」という方の掃除をしっかり解決してくれる筈です。
高級機までは要らないけれどコンパクトで高性能なロボット掃除機に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。